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『オオカミと生きる』読了

「私はいまや二本足の幸せなオオカミだ」――

『オオカミと生きる』、読み終わりました。
5つのオオカミの群れに超位オオカミとして君臨し、彼らとともに生活するヴェルナー・フロイントの著書です。
オオカミを人に馴らすのではなく、自らオオカミのルールに従って暮らすという、なかなか真似のできない事を実践した方です。

微妙に長くなったのでたたみまーす。





超位オオカミとして受け容れられるため、子オオカミを人の手で育てはしているものの、彼の生活は限りなくオオカミに近く、またオオカミに合わせられてもいます。
オオカミとともに寝、オオカミとともに遠吠えをし、オオカミの激しい遊びに付き合い、時には順位闘争でオオカミと争う。
そんな生活が非常に克明に記録されています。

オオカミの群れの中での行動や生態がとても詳細に書かれていて、資料としても、単純に読み物としても素晴らしいと思いました。
小説以外で、読み進めながら興奮したのはこれが初めてかも知れません。
彼の並々ならぬ忍耐強さ、意志を貫く強さにはただただ感銘を受けるばかりです。

また、訳されたものではありますが、淡々とした語り口のなかにも著者の野生動物、ことにオオカミへの深い愛情が感じられ、単なる研究記録ではないのが分かります。
まあ愛情のないただの研究であったなら、そもそも人間としての習慣を捨ててオオカミと暮らすなんてことできないでしょうが…


ヨーロッパオオカミ、シンリンオオカミ、ホッキョクオオカミという3種の群れがいるので、それぞれの気性や成長の違いなども分かって面白いです。
ホッキョクオオカミを撮影したDVD持ってるんですが、私の中のオオカミってそれが基準だったので、ヨーロッパオオカミの気性の激しさは驚きでした。
もちろん彼の研究がすべて、あるいは一般的とは限らないと思いますが…
ホッキョクオオカミは天敵(人間)と関わることがないため穏やからしいです。

しかし改めて写真を見ると相当デカイですね、やっぱり…


オオカミの順位争いの苛烈さ、徹底したその階級制度と流儀、コミュニケーション、チームワーク。
オオカミへの愛が溢れて止まりません。

そう、私はオオカミが好きなんじゃない。

これは尊敬であり信仰に近い。
理想化すべきでないことは百も承知だし、彼らにとってははなはだ迷惑だろうけども。
でも私は研究者じゃないから問題はない。
Secre

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